歯ぎしりについて
日本人の約70%の方がこれまでに歯ぎしりを経験していて、10人に1人、もしくは20人に1人程度の人が睡眠中の歯ぎしりに悩まされているといわれています。
歯ぎしりを放置し続けると様々な悪影響が出て、最悪の場合は歯を失う原因にもなりますので、歯科医のもとで正しく歯ぎしりを治療し、健康な歯を守りましょう。
①マウスピース治療
マウスピースを使用することで、歯に加わる力を分散させることができ、歯やつめ物・かぶせ物が割れたり欠けたりすることを防ぐ効果があります。
マウスピースの種類
ソフトタイプ:
ゴム製の柔らかい素材で、装着による違和感は少ないです。
歯ぎしりによる力が強い場合は削れて穴が空いてしまうことがあります。
ハードタイプ:
レジンと呼ばれる硬めの樹脂素材でできており、装着時の違和感は強く噛み合わせ調整が難しいですが、削れて穴が空くなどのトラブルは少なめです。
②認知行動療法
認知行動療法といって意識的に歯ぎしりをしないようにする方法をアドバイスします。日中だけでなく、就寝前にも「歯ぎしりをしないぞ」と意識をすることで効果が期待できます。
また就寝中のマウスピース療法と組み合わせていただくこともオススメいたします。
詳しくは直接ドクターへご相談ください。
また就寝中のマウスピース療法と組み合わせていただくこともオススメいたします。
詳しくは直接ドクターへご相談ください。
③ボトックス
歯科の分野でボトックス療法の活用はまだまだ一部ですが、食いしばり治療においてボトックス治療は負担のかからない治療法として注目されております。
上記で述べた"認知行動療法"の効果は人によって2~3ヶ月程度はかかるのが通常ですが、ボトックス治療は、およそ3日程度で効果を感じることも可能です。
一日でも早く歯ぎしりから解放されたい方には、即効性のあるボトックス治療おオススメいたします。